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積算の目的
積算の目的は、工事を始める前に、その工事に必要なモノや費用を明らかにすることです。そのため、積算はどんな工事でも絶対に欠かせない重要な仕事です。
(1)設計者が、設計仕様(工事の全体像)を作る。
(2)設計者が、工事に必要な材料や費用などを見積もる。
(3)基本修繕計画に反映する。
設計を実際の設備や構造物に反映するには、どの材料が必要で、誰がどんな工法を使って行うのがよいか、工事着手前に分からないと、材料も人も集められません。
またそうした場合、費用はいくらかかって、利益はいくら出せるのか見込みが立たないと、基本修繕計画として成り立ちません。
つまり、目的の修繕・改修工事が有効的となるかは、積算にかかっているといっても過言ではないでしょう。
そこでガイドラインでは実際に作成された長期修繕計画を幅広く収集し、その平均値と事例の大部分(3分の2)が収まるような幅も示しています。
積算の内容
積算の仕事内容は、「拾い出し(数量算出)」と「積み上げ」に大きく分けることができます。
拾い出し(数量算出)
拾い出し(数量算出)とは、図面や設計書などから、工事に必要な材料・数量などを数える作業です。同時に施工条件なども把握していきます。
積算にかかる時間の多くは、この拾い出しにかかると言われています。各協会発行のマニュアルや、国がまとめた要領なども参考にしながら、根気強く正確に読み取っていきます。
積み上げ
積み上げ手法の詳細は、工事の種類などにより異なります。それぞれ国の積算基準書なども参考にしながら、慎重に工事費を算出します。
積算は、正確な見積もりを作るのが仕事です。そのため、現場仕事ではないものの、使う資材の名前や値段の相場、工法など、建設業の専門的な知識が必要となります。

長期修繕計画
東京都の4棟88戸のマンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。

長期修繕計画
神奈川県の210戸の高層マンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。

長期修繕計画
千葉県の48戸のマンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。

長期修繕計画
千葉県の110戸のマンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。

長期修繕計画
埼玉県の300戸のマンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。

長期修繕計画
埼玉県の70戸のマンションにて、長期修繕計画の作成・見直し業務に携わりました。